避雷システムの中核を成す避雷針の適切な選定は、建物の安全性に直接影響します。選定にあたっては、技術仕様、環境要因、および規制遵守のバランスを考慮する必要があります。
1. 機能によるタイプ選択
フランクリンロッド:保護半径30mの住宅用建物に適しています。亜鉛メッキ鋼構造と専用の接地グリッドが必要です。
ESE(早期ストリーマー放出)ロッド:電子トリガーを使用して最大100mまでカバー範囲を拡張。データセンターなどの重要施設に最適です。CE/UL認証を取得済み。
放射性棒(制限):放射線の危険性があるため、2005年以降、GB 50057に基づき中国の新規建築物での使用は禁止されています。
02. 環境特化型エンジニアリング
高さの計算:転がる球体法を適用します。$ h = \sqrt{2rH – H^2}$ (h: 棒の高さ、r: 球体の半径、H: 構造物の高さ)
耐腐食性:沿岸地域では316Lステンレス鋼(耐塩水噴霧性720時間以上)を使用し、化学薬品取扱区域では銅チタン合金(pH2~12)を使用してください。
雷密度:雷活動が活発な地域(年間雷雨日数が90日を超える地域)では、接地電極の数を25%増やしてください。
03. 法令遵守に基づく設置
設計段階:接地抵抗を10Ω未満(特殊施設の場合は4Ω未満)に維持し、TN-S/TT接地システムを導入する。
施工:12cm以上の重なりがあるエアターミナル/ダウンコンダクターにはテルミット溶接を施す。
検査:CDM-10パルス電流計を用いてインパルスインピーダンスを測定し、赤外線イメージャーを用いてボンディング状態を確認する。
メンテナンスのヒント:接地抵抗をマイクロオームメーターで半年に一度監視し、保護ライフサイクル全体を通してIEC 62305規格への準拠を確保するために、ダウンコンダクターの被覆を5年ごとに交換してください。
投稿日時:2025年7月10日